まんのうがん1/山奥の生き方 なんでも自分でやる。山奥で生き抜く力


「万能な人」という意味を示す「まんのうがん(万能丸)」という言葉が早川にある。もとは、何にでも効く万能な薬(丸)から生まれた言葉らしい。

『早川入り』と呼ばれるこの厳しい環境で生き抜くことができた理由のひとつに、この「まんのうがん」という強みが挙げられる。

早川の人々は、食物は当然として、道具も家も道も用水路も、橋すらも作ってきた。無ければ作る、壊れれば自分で直す。直らないものは加工して再利用する。

物を換金してお金も作る。生活の糧を作るためには、厳しい仕事もした。一人で対応しきれないものは、集落全体であたる。

「何としても生き抜く」、そんな覚悟が、この町には受け継がれてきた。この万能な技術や力強さは、先代から受け継がれてきた精神から生まれる。

 

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