川との知恵くらべ 魚捕りの知恵と技


早川町の中心を流れる「早川」は、日本三大急流の「富士川」の中でも、最も急流で水量も多い支流だった。

この町において、川は常に暮らしと隣り合わせ。住民に話を聞けば、子供の頃の思い出が、口をついて次から次へ。

食べ物を捕獲するという意味もあったが、年上から受け継がれる「魚捕りの知恵と技」には、遊びを越えた真剣さが感じられる。

 川ん水、濁ってるぞ。ぶって踏みいかだぁ!

ぶって

台風や大雨で川が荒れると、カジカが小石を飲み込んで、川の橋に寄ってくる。そこにバシャバシャと足で踏み込んでいき、「ぶってかご」の中にカジカを追い込む。



小さい魚は逃げるように目を粗く

●さかさっかご

夜に、川を遡上するウナギ、ヤマメ、ウグイ、カジカなどを捕まえる。野竹で、長さ六尺ほどの大きなかごを作り、川下に向けて取り付ける。
「かごを下に向けるから、さかさっかごと言うんだ。かご作るのに何日もかかるで、前々から準備しておかんきゃならんだ」。準備は大変だが、採れた時の醍醐味も、また格別。

息をしてる石を探せ

●カジカの卵とり

川の石をよ〜く見ると、一カ所だけ、川底にきれいな筋の入った石がある。その筋は、カジカが通っている証。
この筋がある石を「息をしている石」といい、めくると卵が付いている。

 

●かわぼし

川の流れをせき止め、一時的に干上がらせ、そこにいる魚をごっそり捕る。
二股に分かれている川を見つけ、片側に石を積んで水の流れを止める。水が引いてくると、水たまりでぴしぴしとはねる魚の姿が見えてくる。

●さげばり

主にうなぎを取る方法。仕掛けは、竹を使うものと縄を使うものがある。

【縄】
6尺ほどに切った縄に一尺ほどの糸を3,4本つけ、先に針をつける。両端に石をくくりつけたら、淵に放り込む。

【竹】
上流か横に向けて置き、流されないように石を二つ乗せる。下流に向けると流されてしまうことも。


餌はともにドバミミズ。適当な長さに切ったミミズを針につけ、陽に当てて乾かす。そうするとミミズが針にへばりついてるて餌持ちが良くなる。

夕方に仕掛け、翌朝なるべく早めに見に行く。
大きなヤマメやカジカがかかることもあるが、うなぎを持って帰らないと家族には褒められない。


やまめぴあ

釣った魚をその場で焼いて食べれば、最高! 渓流の流れと音を楽しみながらバーベキュー。
大人:1,500円(中学生以上、一人につき)
小人:700円(3歳以上、一人につき)

TEL:0556-45-2378
FAX:0556-48-2552
営業時間:9時〜17時
定休日 :水曜日(祝日の場合は営業)
住所  :〒409-2712 山梨県南巨摩郡早川町西之宮200

※食材以外の用具(鉄板、網、木炭、紙皿、紙コップ、はし等)は、こちらで用意。木炭は有料。

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