62/活性化財団の仕事

活性化財団の仕事

皆さんは早川に来たとき、お土産を買うとしたら何を選びますか?定番は、町の特産品であるベーコンやハム、ウインナー。あるいは山ぶどうワインや白鳳味噌、生芋こんにゃくでしょうか?
手づくりベーコンは、ただ焼くだけで幸せをもたらしてくれますし、じっくり燻製されたほのかな香りが残る生のままつまんでもよし。山ぶどうワイン「恋紫」はまろやかで女性に好まれる味。樽にドーンと入った白鳳味噌は、麹を殺さず、買ってからも発酵が進む生きた調味料。価格も安くお手軽な生芋こんにゃくは、こんにゃく芋を乾燥させて粉にしたりせず、名前の通り芋をそのまま茹でてつくる本物の味。白鳳味噌と生芋こんにゃくで、味噌田楽にしらたらもう最高!
これらの特産品を作っているのが、今回ご紹介する南アルプスふるさと活性化財団です。早川の農業や食文化を受け継ぎ作られる特産品。製造・販売に携わる財団の人々の情熱と、特産品の魅力を徹底解剖したいと思います。知るともっと美味しくなって、ついつい周りに喋りたくなる、そんな情報満載です!

 

おばあちゃんの試してレシピ27

シャキシャキの歯ごたえ 芋茎の甘酢煮

大島集落を中心に栽培されている島根芋(とうねいも)。その芋茎(ずいき)を使った一品です。芋茎の歯ごたえと程よい酸味がくせになりそう。唐辛子を加えれば、酒の肴にもぴったり。今夜のもう一品にどうぞ!

材料(4人分)
芋茎……25g
油揚げ…1枚
油………大さじ1
合わせ調味料
だし汁…200ml
醤油……大さじ2
砂糖……大さじ2
酢………大さじ2.5
白ごま…適量

 

①芋茎はぬるま湯に30分くらい浸してもどし、よくもみ洗いし絞って水気を切る。
※アクが強いので、もみ洗いをしっかりすること。
②芋茎は2cmくらいの長さに、油揚げは熱湯をかけて油抜きし、縦半分に切って5mm幅の短冊切りにする。
③鍋に油を熱し、①、②を軽く炒める。
④合わせ調味料を③に入れて、汁気がなくなるまで中火で煮る。器に盛りつけ、白ごまを振りかけて出来上がり!