92/早川のバスに揺られて

早川のバスに揺られて

 過疎高齢化が進み、生活のための交通手段も限られる早川町。その中で唯一の公共交通機関が、乗り合いバスである。乗客も少なくなり、本数も限られているが、住民の重要なライフラインとして、今も大切に利用されている。

 初めて早川町を乗り合いバスが走ったのは、昭和十五年。早川橋から新倉(旧三里中学校前)間であった。それから七十有余年、存続の危機に面したこともあっただろう。それでもバスは今も人々の様々な思いを乗せ、走り続けている。

 今回は、そんな「乗り合いバス」に焦点を当て、乗り合いバスの歴史と今の町民の乗り合いバスに対する思いを綴ってみた。

 

 

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No.10 早川中学校 3年生を送る会

 早川中学校では毎年2月後半に「3年生を送る会」が行われます。一部は校内でのレクリエーション、二部は出し物が行われます。出し物は毎年変わり、先生方や1、2年生が練りに練って考え練習した合唱や劇などが行われる、早中ならではの心の込もった手作りの行事です。お世話になった先生方から3年生に向けてのビデオレターも送られます。

 今年は全校生徒19名、3年生は10名。3年生がどのような学校生活を送っていたか、1、2年生や先生方とどのような関係性を持ち、送り出されるか取材してきました。

 レクでは、A、B、Cの縦割り班に分かれ、校内で宝探しやかくれんぼをし、得点を競いました。生徒だけでなく、先生方も一緒になって見守り、和気あいあいとした雰囲気を醸し出していました。

 出し物は、講堂に移動して行われました。やはり一部とは違い、1、2年生の緊張感が伝わってきました。けれども、呼びかけや劇を堂々と披露していました。途中爆笑を誘う場面も多々あったと同時に、感極まって泣く3年生もいるくらいの趣向を凝らした心の込もった会だといえます。

 校長先生からは、「早中の特徴はファミリー、そして絆が深いことです。先輩、後輩と分け隔てなく仲が良いです。皆はそれが当たり前のように学校生活を送っていると思います。いつかその先の人生を送っていく中で物足りなさを感じることが必ずあるはずです。でも、ずっと忘れないでいてほしいです。」と言葉をいただいていました。

 早中の卒業生として、これからも胸を張り、学んだことを思う存分活かし、羽ばたいていってほしいと切に願います。