84/つくりながら、暮らす

つくりながら、暮らす

2017年春、上原さんはお連れ合いと子ども3人で、2017年春に早川町に移り住んだ。

学生時には、早川町に取材やイベントの手伝いで何度も訪れたことがあり、十数年振りにこの地に「帰ってきた」という思いがしたという。
なぜ最奥の奈良田、空き家に移り住んだのか、どんな想いで家をリノベーションしていったのか、そして実際に住んでみて集落とどのように関わっているのか。

そこに暮らすことの意義や決意とともに追ってみた。
 
 
 

早川の今昔をお届け! やまっこ探検隊! やまっこの冒険

No.02 早川の子どもたち

今回のやまっこの冒険では、早川のこどもたちにフォーカスしました。
早川にはどんな子ども向け体験があり、どんな支援団体があるのでしょうか。そして子どもたちは、そこでどのように育っているのでしょう。
それでは早川町の活動をのぞいてみましょう!

●早川子どもクラブ
「自分の責任で自由に遊ぶ」場所、冒険遊び場。子どもたちの「やってみたい!」という想いを大切にするため、出来る限り制限を無くしました。
土、木、水などの自然素材と、本物の工具やかまどの火を使用し、失敗や怪我を含め様々な体験を通して自ら育っていける場所を実現しました。
また、その他の活動として、地域の伝統を学ぶ体験活動も企画、運営しています。

●北っ子応援団
日本一小さな町の小さな「早川北小学校」。『北っ子応援団』は、北小の保護者と保護者OBOGが中心になって活動しています。

平成24年3月時点、北小は全校児童4人にまで落ち込み、存続の危機がささやかれていました。当時の保護者も、少人数の学校の良さ、学校の教育方針に魅力を感じていたものの、この状況に限界を感じていました。

しかし4人の児童の「北小に通い続けたい」「北小を卒業したい」という強い想いに突き動かされ、移住者の受け入れをサポートする団体を立ち上げました。それが『北っ子応援団』です。移住家族の相談役や、学校と地域と家族を結ぶ役割を担っています。

小さな「早川北小学校」は、地域の支えなしにはやっていけません。それが大きな魅力でもあります。また『北っ子応援団』には、実際に移住してきた家族も多く参加しています。だからこそ、同じ視点で相談に乗れるはず。

早川町での子育てに関心のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!