町民のこだわりがたくさん!早川のモツ料理
皆さん、モツ料理は好きですか。ご家庭でもモツ料理を作ったりしますか。
モツは日本だけでなく世界中で食べられている食材です。そんな中でも、山梨県はモツ料理と出会う確立が高い地域ではないでしょうか。山梨のモツ料理といえば、最近はB級グルメの「甲府鳥もつ煮」が有名ですが、豚モツ、馬モツなど、様々な種類のモツが昔から食べられてきました。当然、早川町でも昔からモツは好まれて食べられる食材です。モツは栄養価が高く、ビタミンA群やB群、鉄分、またコラーゲンも多く含まれています。そんな栄養価もあり食感も独特で美味しいモツですが、鮮度に左右される食材のため一般の食料品店に並ぶようになったのは最近のこと。従って、レシピ本なども、あまりありません。ちょっと惜しい気がします。
今回は、早川のこだわりモツ料理を代表して、南アルプスプラザの豚モツ煮・奈良田の里温泉の馬モツ煮・狩猟グループ「かのし会」のモツ料理を紹介しながら、その作り方のポイントやモツに対する想いを皆さんにお伝えしようと思います!早川町のモツ料理は本当においしい!まだ食べたことのない方も、何度も口にしている方も、料理のこだわりを知ってもらい、早川町のモツ通になってもらいたいと思います。
おばあちゃんの試してレシピ22
干した大根が持つ独特の香りと食感 大根干しの煮付け
夜に凍って昼に溶けてを繰り返して乾燥させた「大根干し」。町内でも特に西山地区で多くつられており、「寒干し大根」や「寒ざらし」とも呼ばれます。
乾燥して甘みが増した大根は煮付けにぴったり!寒干し大根の凝縮した旨味と歯ごたえ、南蛮の程よい辛さも効いて、お箸がとまりません。さむーい冬、あったかい食卓の一品にぜひつくってみて下さい。
■材料(4人分)
寒干し大根………70g
にんじん…………1/2本
油揚げ……………1枚
小魚(いりこ)…40g
南蛮(唐辛子)…小2本
油…………………少々
酒…………………大さじ3
砂糖………………大さじ3
みりん……………大さじ3
醤油………………大さじ3
だしの素…………適量
黒ごま……………適量
■作り方
①大根干しをさっと水洗いし、たっぷりのぬるま湯に浸して柔らかくなるまで戻す。
②人参は1mmの千切り、油揚げは油抜きして2mmの千切りにする。
③鍋に油を引き、小魚と細かくした南蛮をさっと炒める。
④大根干し、にんじん、油揚げを加え、戻し汁をひたひたまで入れる。
⑤みりん、砂糖、しょうゆ、酒、だしの素を入れてゆっくり煮込む。最後に、黒ごまを振りかける。