100/人が集まり生まれる力

人が集まり生まれる力

早川町の情報誌として、2003年9月に創刊された『やまだらけ』が、今回ついに100号の節目を迎えました。この記念すべき号では、町内のグループや集まりに着目したいと思います。
私は早川町で暮らすようになって、町内にさまざまな集まりがあることや、そのつながりの濃さに驚きました。それまでは都市で暮らしていて、地域とのつながりはほとんど意識することのない生活だったからです。しかし、町の中で区などの集まりに関わるようになると、地域の一員だという意識が芽生えるようになり、自分の居場所ができたようでうれしく感じたのを覚えています。そんなことから町の中の人のつながりというのは、早川町を考えるにあたって、一つ重要なテーマではないかと思うのです。

早川町内には多くの集まりがありますが、今回は5つの集まりに着目して、どのような影響を町の人々に与えているのか考えていきます。
ました。

 

祝・100号!初代編集長と振り返る『やまだらけ』


『やまだらけ』の発案者にして初代編集長、80号までは誌面のデザイン・レイアウトも手がけていた鞍打大輔(くらうちだいすけ)さん。2017年までは、発行元であるNPO法人日本上流文化圏研究所(以下、上流研)の事務局長として、早川のまちづくりを担ってきた人物でもあります。
刊行開始から20年、ついに100号を迎える『やまだらけ』について、改めて鞍打さんに振り返ってもらいました。