早川町民と犬たちの絆
南アルプスの深い山々に囲まれた山梨県南巨摩郡早川町。
カモシカ、二ホンジカ、イノシシ、サルなどたくさんの動物が、身近に生きている。
こうした地域には、町民の安全のための猟師さんの存在は欠かせない。
そして猟師さんと言えば猟犬だ。
猟犬だけでなく、集落にはどんな犬たちが住んでいるのだろう。
二〇二二年現在町に登録してある犬の頭数は九十二頭。
そこには飼い犬たちとの忘れられないエピソードがあるはずだ。
今回の飼い主と犬の案内役は、地域をよく知る人にお願いした。
特別企画「鳥の目虫の目」 その5
早川子どもクラブ
早川町の持つ風土や環境を活かして、地元の子ども達に早川町で暮らす楽しさを知ってもらい、地域への愛情や誇りを育んでいくことが「早川子どもクラブ」の基本理念である。こうした子供クラブの活動では、「冒険遊び場」という考え方を重視してきた。これは、身の回りの自然の材料や拠点の道具を用いて遊ぶことで、子どもたち自身の自発的な考えで視野を広げ、上級生、下級生の垣根を越えて相互に協力、成長しあう事を目的としたものである。
こういった体験を通じて、子どもたちの早川町の文化や歴史への理解を深め、早川町への興味関心、そして愛着を引き出していきたい。