早川町の中心を流れる「早川」は、日本三大急流の「富士川」の中でも、最も急流で水量も多い支流だった。
この町において、川は常に暮らしと隣り合わせ。住民に話を聞けば、子供の頃の思い出が、口をついて次から次へ。
食べ物を捕獲するという意味もあったが、年上から受け継がれる「魚捕りの知恵と技」には、遊びを越えた真剣さが感じられる。
川ん水、濁ってるぞ。ぶって踏みいかだぁ!
ぶって
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![]() 小さい魚は逃げるように目を粗く ●さかさっかご夜に、川を遡上するウナギ、ヤマメ、ウグイ、カジカなどを捕まえる。野竹で、長さ六尺ほどの大きなかごを作り、川下に向けて取り付ける。 |
息をしてる石を探せ
●カジカの卵とり川の石をよ〜く見ると、一カ所だけ、川底にきれいな筋の入った石がある。その筋は、カジカが通っている証。
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やまめぴあ(休業)
釣った魚をその場で焼いて食べれば、最高! 渓流の流れと音を楽しみながらバーベキュー。
大人:1,500円(中学生以上、一人につき)
小人:700円(3歳以上、一人につき)
TEL:0556-45-2378
FAX:0556-48-2552
営業時間:9時〜17時
定休日 :水曜日(祝日の場合は営業)
住所 :〒409-2712 山梨県南巨摩郡早川町西之宮200
※食材以外の用具(鉄板、網、木炭、紙皿、紙コップ、はし等)は、こちらで用意。木炭は有料。



川ん水、濁ってるぞ。ぶって踏みいかだぁ!
台風や大雨で川が荒れると、カジカが小石を飲み込んで、川の橋に寄ってくる。そこにバシャバシャと足で踏み込んでいき、「ぶってかご」の中にカジカを追い込む。

息をしてる石を探せ
●かわぼし
●さげばり






